パンチャカルマ体験記①|13日間の流れと、受ける前に知っておきたかったこと

パンチャカルマの全体的な流れ

私が受けたパンチャカルマは、13日間でした。
思い切って2週間の休みを取り、スリランカへ行ってきました。

年休も多くはなかったため、
年末年始に年休をつなげる形で調整しました。

パンチャカルマの本場はインドやスリランカで、
アーユルヴェーダの総合病院もあります。
ただ、私の場合は初めてだったこと、
そして「治療」だけでなく「少しゆったり過ごしたい」という思いもあり、
ホテルタイプのリトリート施設を選びました。


パンチャカルマの大まかな段階

パンチャカルマは、大きく3つの段階に分かれています。

① 事前準備(プールヴァカルマ)|5日間

この期間は、主にオイルマッサージ(アビヤンガ)が中心でした。

ヘッド、首・肩、フット、全身、フェイスと、
毎日さまざまな部位のトリートメントを受けました。

アビヤンガ後の発汗療法は、
その日の体調やトリートメント内容によって調整され、
フットバス、ピンダスウェダ、ハーバルバス、スチームバスなどが行われました。

② メインの浄化期間(パンチャカルマ)|4日間

この期間には、

  • ヴィレーチャナ(薬草による下剤)
  • ナスヤ(鼻のオイル施術)

が組み込まれていました。

ヴィレーチャナの次の日は休息日でパンチャカルマは休み。
アビヤンガなどのトリートメントのみが行われました。

ナスヤはフェイスマッサージやヘッドマッサージを施したあと
医師が鼻にオイルを入れ、やり方を教えてくれました。

③ 施術後のケア期間(パシュチャート・カルマ)|4日間

  • ヴァスティ(オイル浣腸)3日間
  • トリートメント半日

午前中は主にアビヤンガが行われました。
午後は、背中のトリートメントと発汗方の後に
ヴァスティ(オイル浣腸)が行われました。

ヴァスティはパンチャカルマの一部で、
排泄をメインにする施術だと思っていました。

しかし私が受けたヴァスティは、
栄養価のたかオイルを腸内にホールドするものでした。

これは、後処置に含まれる施術だったようです。


事前のカウンセリングと説明について

医師とは毎朝問診でカウンセリングをしました。
その日の睡眠、食欲、排便の様子について、毎日確認がありました。

自分で気づいた不調については、
英語の翻訳アプリを使いながら、できるだけ細かく伝えました。

肩や首のこり、
特に右側の方が強く感じること。
便の形状や量、におい、排泄にかかる時間。
夜中2時に尿意で起きてしまうことや、
ハラハラする悪夢を見ること。
さらには、なぜか「恋をしたいような気持ちが湧いてきた」ことまで、
思いつくことはすべて伝えていました。


医師から伝えられたこと

印象的だったのは、
「体と神経がリラックスすると、排尿が増える」
と教えてもらったことです。

また、
体重10kgに対して500mlの水分補給が必要なため、
私の場合は1日2.5〜2.7リットルの水か白湯(冷たくないもの)を
飲むように指示されました。

オイルトリートメント後は、
体を冷やさないこと、
クーラーや風に当たらないこと、
画面を見て神経を使わないことなど、
日常の過ごし方についても細かい注意がありました。


不安だったこと・体力面の心配

施術そのものへの不安は、ほとんどありませんでした。
むしろ、短期間で効果を最大化したいという気持ちが強く、
不定愁訴を改善するため、できるだけ多くの施術を詰め込んでほしいと
医師に伝えていました。

一方で、体力面については心配がありました。
食事はバイキング形式でしたが、
医師がさりげなく私のお皿を覗いていたように感じたことがあります。

旅の疲れもあり、
食欲がない日が続いていました。
出された分は食べられるものの、
空腹感がはっきりしない状態でした。

頭痛も出ていたため、
こめかみにアーユルヴェーダバームを塗ってもらう日が
2〜3日ありました。

その様子を見て、
事前処置が1日延び、
本処置(パンチャカルマ)は1日短縮されました。

パンチャカルマを受けるためには、
体力がしっかり整っていることが必要だと
本で読んで知っていたため、
自分の体力のなさを少し悔しく感じたのを覚えています。


まとめ

今回は、私が受けたパンチャカルマの全体的な流れと、
事前のカウンセリング、受ける前に感じていた不安について記録しました。

実際に体験してみて感じたのは、
パンチャカルマは「いきなり浄化を始めるもの」ではなく、
その人の体力や神経の状態を見ながら、
丁寧に準備を重ねていく治療だということです。

受ける前は、
とにかく確実に不定愁訴を治して帰りたい
最も効果的な施術を期間内に全て体験したい
と欲深く考えていました。

しかし、医師はしっかり見ているし、
無理を積み重ねてきた身体は、急には変わることができません。



次回予告

次回は、
実際に受けたアビヤンガやヴァスティ、ナスヤなどの施術について、
体感ベースで記録していく予定です。

施術ごとの細かな流れや、
正直に「どう感じたか」という点を中心に書こうと思っています。

よかったら覗いてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました