昨夜は、ヨガをしました。
背中のコリをほぐして、
体が少し軽くなった気がして。
そのあと、なんとなくお腹がすいた気がして、
大判焼きを食べて寝ました。
今朝、スマートウォッチを見て、
目を疑いました。
布団にいた時間:8時間(21:30〜5:30)
睡眠としてカウントされた時間:5時間
3時間分、眠れていなかったんです。
体はだる重く、スッキリ起きられない。
「ちゃんと寝たはずなのに」という感覚だけが残っていました。
思い当たることは、ひとつだけ。
寝る前に食べたこと。
アーユルヴェーダでは、
「未消化物(アーマ)を作ることはご法度」とされています。
そして、「ヨガ後にお腹がすいた気がする」という感覚も、
本当の空腹とは違うことがある——とも言われています。
体に正直に生きることは、難しい。
昨夜の失敗から、改めて実感しました。
同じような経験をしたことがある方に、
ぜひ読んでいただきたい記事です。
昨夜の出来事——ヨガ→大判焼き→だる重い朝
昨夜のことを、正直に書きます。
夜、ヨガをしました。
背中のコリをほぐすことを意識したポーズを中心に、
丁寧に体を動かしました。
終わった後、体が軽くなった感覚がありました。
「今日はよく眠れそう」と思いながら、
お風呂を済ませて、布団の準備をしていたとき——
「なんか、お腹がすいたな。」
そう感じて、大判焼きを食べました。
「ヨガで動いたし、少しくらいいいか」という気持ちも、
正直ありました。
食べ終えてすぐ、布団に入りました。
翌朝、スマートウォッチのアプリを開いて、
数字を見て「え〜・・」と落胆のため息が出ました。
- 布団に入った時間:21時30分
- 起床:5時30分
- 布団にいた時間:8時間
- 睡眠としてカウントされた時間:5時間
- 深い睡眠:著しく少ない
体のだるさと重さで目が覚めて、
「ちゃんと寝たはずなのに」という感覚だけが残っていました。
思い当たることは、大判焼きだけでした。
アーユルヴェーダが「寝る前の食事」を避ける理由
アーユルヴェーダでは、
「未消化物(アーマ)を作ることはご法度」とされています。
アーマとは、消化しきれなかった食べ物が
体内で変質した毒素のこと。
このアーマが体に蓄積することで、
あらゆる不調の原因になると考えられています。
消化には時間とエネルギーが必要
食べ物を消化するには、
アグニ(消化の火)が働く必要があります。
このアグニは、昼間がもっとも強く、
夜になるにつれて弱まります。
アーユルヴェーダの時間軸では、
夜10時以降はピッタの時間帯とされていますが、
就寝前後の消化力は日中に比べて大幅に低下します。
消化力が弱まった夜に食べると、
食べたものが十分に消化されず、
アーマとして体内に残りやすくなります。
消化中の体は、眠れない
眠るとき、体は修復と休息のモードに入ります。
でも、消化中の胃腸はフル稼働しています。
この2つは同時にうまく行えません。
「寝ているつもりなのに、体が休めていない」
という状態になるのは、このためです。
昨夜の私のスマートウォッチが示した
「8時間布団にいて、5時間しか眠れていない」という数字は、
まさにこの状態でした。
胃腸が大判焼きと格闘している間、
体は眠れていなかったんです。
体温が下がらず、眠りが浅くなる
人は眠るとき、体の深部体温がわずかに下がることで
自然と眠気が来て、深い眠りに入れます。
食後は消化のために体温が上がります。
食べてすぐ寝ると、この体温低下が妨げられ、
深い眠りに入りにくくなります。
「眠れているのに、眠れた気がしない」
「深い眠りが短い」という方は、
就寝前の食事を見直すことが
改善のカギになるかもしれません。
「ヨガ後にお腹がすいた気がする」——それは本当の空腹?
ここが、昨夜の私が一番引っかかったポイントです。
「お腹がすいた気がした」
でも本当に、お腹がすいていたのでしょうか?
アーユルヴェーダが指摘する「偽の空腹」
アーユルヴェーダでは、
「本当の体の声を聞くことは難しい」と教えています。
私たちが「お腹がすいた」と感じるとき、
それが本当の空腹であることもあれば、
別の何かが空腹に似た感覚として現れることもあります。
ヨガで体を動かした後に感じた「空腹感」は、
こういった原因だった可能性があります。
本当の空腹は、
「胃が軽くなり、すっきりした感覚の中で食欲が湧く」状態です。
昨夜の私は、夕食から時間もそれほど経っていませんでした。
「すいた気がする」という感覚は、
本当の空腹ではなかったと思います。
「本当の体の声を聞く」難しさ
正直に言います。
アーユルヴェーダを学んで、
体質改善に取り組んでいても、
体の声を正確に聞けないことがあります。
「お腹がすいた気がする」「疲れた気がする」「寒い気がする」——
その「気がする」が、本当かどうかを判断するのは難しい。
特に夜は、疲れや習慣からくる「欲求」と
「本当の体のニーズ」が混ざりやすいです。
昨夜の失敗は、その混同から来ていました。
「体の声を聞く練習」は、
一朝一夕には身につきません。
だからこそ、失敗しながら少しずつ覚えていくものだと
思っています。
アーユルヴェーダ的「夜の食事」のルール
昨夜の失敗を踏まえて、
改めて意識したいルールを整理します。
就寝の2〜3時間前には食事を終える
アーユルヴェーダでは、
就寝の2〜3時間前までに食事を終えることを勧めています。
夕食が18〜19時なら、21〜22時の就寝がちょうどよい。
「夜遅く帰宅してすぐ食べて寝る」という生活は、
アーマを作り続けることになります。
難しい日もありますが、
「できるだけ早く食べ終える」意識を持つだけで違います。
夜食が必要なら「消化しやすいもの」を選ぶ
どうしても夜に何か食べたいときは、
消化しやすいものを少量だけ選びます。
アーユルヴェーダ的におすすめなのはこちらです。
逆に避けたいのはこちらです。
- 小麦製品(パン・お菓子・大判焼きなど)
- 脂肪分の多いもの
- 冷たいもの(アイス・冷たい飲み物)
- 甘いお菓子・加工食品
昨夜の大判焼きは、
小麦・砂糖・あんこと、消化に時間がかかる食材の組み合わせでした。
就寝直前には、もっとも避けたい組み合わせだったと言えます。
「お腹がすいた気がする」ときのチェック
夜、何か食べたくなったとき、
こう自分に聞いてみてください。
白湯を1杯飲んで、10分待つ。
それでも空腹感が続くなら、本当の空腹かもしれません。
治まるなら、「気がしただけ」の可能性が高いです。
白湯は、偽の空腹を落ち着かせる
シンプルで効果的な方法でもあります。
失敗した朝こそ、体が教えてくれる
だる重い朝は、正直つらかったです。
でも同時に、
「やっぱり、夜食は睡眠の質を下げるんだ」と
体で確かめられた朝でもありました。
アーユルヴェーダの教えは、
失敗してから「なるほど」と腑に落ちることが多いです。
「本当の体の声を聞く」練習は、
こうした失敗の積み重ねの中にあると思っています。
完璧にやらなくていい。
失敗したら、次の日に戻せばいい。
今夜から意識してみてほしいのは、
たったひとつです。
寝る2時間前には、食べ終える。
それだけで、明日の朝が変わります。
睡眠の質と生活リズムについてはこちらもどうぞ。
→ 【関連記事】楽しい飲み会の夜ほど眠れない理由|ヴァータ体質と睡眠乱れの対処法
この記事のまとめ
- ヨガ後に大判焼きを食べて就寝→8時間布団にいて睡眠は5時間、深い眠りが著しく少なかった
- アーユルヴェーダでは未消化物(アーマ)を作ることはご法度
- 夜は消化力(アグニ)が弱まるため、食べたものがアーマになりやすい
- 消化中の体は休めないため、眠っているのに眠れていない状態になる
- 「ヨガ後にお腹がすいた気がした」は本当の空腹ではなかった可能性が高い
- 偽の空腹チェック:白湯を1杯飲んで10分待つ。治まれば「気がしただけ」
- 就寝2〜3時間前には食事を終える。どうしても食べるなら消化しやすいものを少量
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ぴこた【一週間で実感できる体調変化】
保育士・3児のママ。スリランカで14日間のパンチャカルマを体験したヴァータ体質の私が、
30〜50代の働く女性に向けて体質改善の実践を発信しています。




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