日曜の朝、鼻が詰まって目が覚めました。
口呼吸になっていて、喉がカラカラに乾いている。
「風邪?」と思ったけれど、
熱もないし、体もだるくない。
思い当たることを振り返ってみたら、
すぐに気がつきました。
金曜日の夕飯——シチュー。
土曜日の夕飯——カレー。
2日連続で、カパを増やす食事をしていました。
アーユルヴェーダでは、
季節の旬のものを食べることで
季節特有の不調が整うとされています。
今日は近所の農家の無人販売所で100円でゲットした筍で
ごはんを炊き、
お友だちから醤油づくりと醤油粕の使い方を教わって、
食べることと体の関係を改めて考えた1日でした。
シチューとカレーで鼻が詰まった——カパを増やす食事とは
普段、鼻づまりになることはあまりありません。
だから今回の鼻づまりは、
身体からのサインだ!と気が付きました。
「何か食べたものが原因では?」と考えて、
すぐに思い当たったのが2日間の夕飯でした。
カパを増やす食事の特徴
アーユルヴェーダでは、
カパ(水のエネルギー)が過剰になると、
体に「重さ・粘り・湿り気」が蓄積します。
その代表的なサインが、
鼻水・鼻づまり・痰・体のだるさです。
カパを増やしやすい食べ物の特徴はこちらです。
シチューは、
生クリームや牛乳・バター・小麦(ルー)が入ります。
カレーも、
ルーに小麦と油脂が多く含まれています。
どちらも美味しくて体が温まる料理ですが、
アーユルヴェーダ的には
カパを増やしやすい食材の組み合わせでした。
2日連続で食べたことで、
体の中にカパが蓄積して、
鼻という排出口からサインが出た——
そう考えると、腑に落ちました。
春はもともとカパが増えやすい季節
タイミングも関係していたかもしれません。
アーユルヴェーダでは、
春はカパが悪化しやすい季節とされています。
冬の間に体に蓄積したカパが、
春の温かさで溶け出してくる時期。
だから春は、花粉症・鼻づまり・くしゃみ・体のだるさが
出やすくなります。
もともとカパが増えやすい季節に、
カパを増やす食事を2日続けた。
体が正直に反応したのは、
当然のことだったかもしれません。
季節の旬を食べると、季節の不調が整う
アーユルヴェーダには、
こういう考え方があります。
「その季節に自然が育てるものを食べることで、
その季節の不調が整っていく。」
春に芽吹く山菜・筍・春キャベツ・菜の花——
これらは苦味や渋味を持ち、
アーユルヴェーダ的にカパを減らす作用があるとされています。
自然はちゃんと、季節の体に必要なものを
用意してくれているんです。
「旬のものを食べる」という昔からの知恵は、
アーユルヴェーダの観点からも、
とても理にかなっています。
今日は筍ごはんを炊いた
朝の鼻づまりで「今日は旬のものを食べよう」と思い立ち、
近所の農家の無人販売所へ。
筍が100円で並んでいました。
迷わず手に取って、筍ごはんを炊くことにしました。
地元の農家さんが掘ったばかりの筍。
こういうものが気軽に手に入る環境に、
あらためてありがたさを感じました。
今日は筍ごはんを炊いた
私は自然派にこだわっているわけでも、
料理研究家でもありません。
簡単で美味しければいい、
というタイプです。
最近のお気に入りは、
「悪魔飯」で有名な料理研究家・リュウジさんのレシピ。
酔っ払いながら楽しそうに料理するさまが好きで、
気づいたら真似しています(笑)。
Youtubeはこちら
アーユルヴェーダを学んでいても、
毎日完璧に食べているわけではありません。
シチューもカレーも大好きだし、
楽なレシピも大歓迎。
でも旬のものが安く手に入るなら、
それを美味しく食べる。
それだけで、体は十分喜んでくれると思っています。
お友だちと醤油づくり——地元のもので体を整える
今日は、醤油づくりの天地返しもしました。
お友だちと一緒に仕込んでいる醤油の、
定期的な作業です。
そして今日は、
去年仕込んだ醤油の絞り粕の使い方を
お友だちから教えてもらいました。
いただいた醤油粕を少しかじってみたら、
もろみのようなしょっぱさと、
独特の麹の香り。
最初は「ちょっとクセがあるな」と思ったけれど、
なんだかおいしい。
体に良さそうな味がしました。
今は天日干しをしているところで、
乾いたらミキサーで粉にして、
料理に少しずつ使っていく予定です。
粕汁・野菜の粕漬け・炒め物のうまみ出しなど、
どんな使い方ができるか、これから試していくのが楽しみです。
アーユルヴェーダが教える「地元のものを食べる」という知恵
アーユルヴェーダでは、
自分が住む土地で育ったものを食べることが
体に最も合っていると考えます。
その土地の気候・水・土壌で育った食材は、
その土地で暮らす人の体質に合うように
自然が整えてくれているからです。
新潟の食材で作られた醤油の粕は、
この土地で生きる私の体に
寄り添ってくれるものだと思っています。
発酵食品は腸を整え、
体の免疫力を高める作用があるとされています。
醤油粕には、その発酵の力が凝縮されています。
これからの料理に少しずつ取り入れながら、
体を整えていきたいと思っています。
食べることは、体との対話
シチューとカレーで鼻が詰まった朝から、
無人販売所の100円の筍でごはんを炊き、
お友だちから醤油粕の使い方を教わった1日でした。
「何を食べるか」が、
これほどダイレクトに体に現れるんだと、
改めて実感しました。
旬のものを食べる。
地元のものを食べる。
体のサインを無視しない。
アーユルヴェーダが大切にしていることは、
昔から日本の台所にあった知恵と
重なっていると感じています。
完璧にやらなくていい。
シチューもカレーも、大好きです。
でも2日続けたら体がサインを出した。
そのサインに気づいて、次の日に整える。
それだけで、体は応えてくれます。
カパの性質と春の食養生についてはこちらもどうぞ。
→ 【関連記事】ドーシャ別|体質に合う食事と生活習慣を保育士ママが実践
この記事のまとめ
- シチューとカレーを2日連続で食べたら、翌朝鼻づまり・口呼吸で目が覚めた
- どちらも乳製品・小麦・油脂が多く、アーユルヴェーダ的にカパを増やす食材の組み合わせ
- 春はもともとカパが悪化しやすい季節。カパが蓄積しやすい時期に重なった
- アーユルヴェーダでは「旬のものを食べると季節の不調が整う」と考える
- 筍・山菜・菜の花など春の食材は苦味・渋味を持ち、カパを減らす作用がある
- 近所の農家の無人販売所で100円の筍をゲット。だしと醤油だけのシンプルな筍ごはんで春の恵みを体に取り入れた
- 醤油粕は天日干し→粉砕して料理に活用予定。かじったらもろみのような味でおいしかった
- サインに気づいて、次の日に整える。それだけで体は応えてくれる
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ぴこた【一週間で実感できる体調変化】
保育士・3児のママ。スリランカで14日間のパンチャカルマを体験したヴァータ体質の私が、
30〜50代の働く女性に向けて体質改善の実践を発信しています。


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