生理2日前に必ず来る頭痛と肩こり|PMSとアーユルヴェーダ的な付き合い方

不調と対処法

絶好調な日が何日か続いて、
「今月は調子いいな」と思っていると——

決まって、生理の2日前に来るんです。

肩がじわじわと重くなって、
首がこって、
気づいたら頭痛が始まっている。

「あ、また来た。」

その瞬間の、あの落胆する感覚。
同じ経験をしている方に、伝わるでしょうか。

私のPMSは、毎周期ほぼ規則的に、
生理の2日前から始まります。

パンチャカルマを受ける以前は、
市販の鎮痛剤では太刀打ちできず、
医師に処方された片頭痛薬まで使って
無理やり抑え込んでいました。

それが今は、カロナールで対応できるようになりました。

完全に消えたわけではない。
症状は軽くなりましたが、PMSは続いています。

この記事では、私のPMS体験談と、
アーユルヴェーダ的な視点からの付き合い方をお伝えします。

「毎月の不調をなんとかしたい」
「薬に頼る量を少しでも減らしたい」
そんな方に読んでいただけたら嬉しいです。

※この記事は体験談と生活習慣の情報をお伝えするものです。
薬の使用や症状の改善については、必ず医師にご相談ください。

私のPMSの歴史——「これが毎月来るのか」という絶望から

もともと私は、生理前の不調がひどいほうでした

頭痛だけでなく、
肩や肩甲骨まわりがガチガチに張って、
首が回りにくくなる。

朝の寝起きがスッキリしない感覚が続いて、
気分の起伏も激しくなる。

理由もなくイライラしたり、
何もしたくない日があったり。

「また来月も同じことが起きる」と思うだけで、
憂うつな気持ちになっていました。

パンチャカルマ前の頭痛——薬が効かない恐怖

特につらかったのが、頭痛の激しさでした。

カロナール(アセトアミノフェン)では
まったく効かない。

ロキソニンを飲んでも、
規定の服用間隔より早く
2回目、3回目と飲まないと抑えられない。

それでも痛みが引かない日は、
医師から処方されているスマトリプタン(片頭痛薬)を
鎮痛剤と併用して、

やっとなんとかなる、という状態でした。

毎月やってくるその痛みが、
正直、怖かったです。

「また今月も、あの痛みが来るのか」と
生理前になるたびに身構えていまし
た。

パンチャカルマ後の変化——カロナールで効くようになった

スリランカで14日間のパンチャカルマを受けて、
帰国後に迎えた初めての生理前。

肩こりと頭痛は、やっぱり来ました。

正直、「変わっていないのかな」と思いました。

でも、カロナールを飲んでみたら、効いたんです

以前はまったく効かなかった薬が、
ちゃんと頭痛を和らげてくれました。

この変化は、私にとって本当に大きなことでした。

「消えた」わけではない。
「根強い」PMSはまだある。
でも、確かに体の反応が変わっていた。

それだけで、毎月の生理前への気持ちが
少し楽になりました。

アーユルヴェーダでは、PMSをどう捉えるのか

アーユルヴェーダでは、
PMSの不調はヴァータとピッタの乱れと
深く関わっていると考えます。

生理前はヴァータが乱れやすい時期

アーユルヴェーダでは、
月経周期の後半(排卵後〜生理前)は
ヴァータが増加しやすい時期とされています。

ヴァータは「動き・風・乾燥・冷え」の性質を持つエネルギー
このヴァータが過剰になると、
神経系が敏感になり、
痛みを感じやすくなります。

頭痛・肩こり・首のこわばり・不眠・不安感——
これらはすべてヴァータが乱れた
ときに
現れやすい症状です。

ヴァータ66%の私は、
もともとヴァータが乱れやすい体質です。
生理前にさらにヴァータが増えることで、
症状が強く出やすい状態になっていたんだと思います。

ピッタの乱れが「痛み」を強くする

頭痛や炎症はピッタ(火のエネルギー)とも関わります。

ストレスや疲労が重なると
ピッタが増加し、
痛みの感度が上がります。

「絶好調な日が続いた後に来る」という私のパターンも、
ここに関係しているかもしれません。

頑張りすぎてピッタが蓄積したところに
ヴァータの時期が重なる。
そのダブルパンチが、
生理2日前の頭痛
として現れているのかもしれません。

「また来た」より前に気づく——兆候を記録する大切さ

私がPMSと上手に付き合えるようになってきた
一番の理由は、「記録すること」でした。

体調を記録していると、
パターンが見えてきます。

私の場合は、
「絶好調な日が何日か続いたら、もうすぐPMSが来る」
というサインがあることに気がつきました。

調子がいい→頑張りすぎる→ヴァータとピッタが蓄積する→頭痛。

このパターンがわかってから、
絶好調な日にあえてブレーキをかけることを
意識するようになりました。

今日は調子いいけど、無理しない日にしよう」
そう決められるようになったことが、
一番の変化かもしれません。

私が実践しているPMS対処法——アーユルヴェーダ×体験から

完全に消えるわけではない。
でも、少しでもやわらかく乗り越えるために、
私が続けている習慣をお伝えします。

① 生理10日前から「温める」意識を強くする

生理前はヴァータが乱れやすい時期のため、
「温める」ケアを強化します。

  • 白湯をいつもより丁寧に飲む
  • 冷たい飲み物・生野菜を控える
  • 首・肩まわりを冷やさないよう意識する
  • 入浴をシャワーだけで済ませず、湯船につかる

特に首と肩を冷やさないことは、
頭痛の予防として実感があります。

就寝時にネックウォーマーや、
薄手のストールを肩にかけるだけでも
翌朝の肩の重さが違います。

② 肩甲骨まわりのストレッチを毎日続ける

パンチャカルマ後から取り入れて、
一番効果を感じているのがストレッチです。

特に肩甲骨まわりの可動域を広げることを
意識するようになりました。

私が毎日続けているのは以下の3つです。
基本姿勢は手のひらで左右の肘を包みます。

  • そのまま呼吸をゆっくり行いながら上下に腕を動かす。(10回)
  • 肘を抱えたまま、ゆっくり腕を左右に伸ばす(各10回)
  • 肘を抱えたまま、腕をゆっくり回す。(左右各5回)


生理前の1週間は、特に丁寧に行います。

「こっているから伸ばす」ではなく、
「こる前に動かしておく」ことが大切です。

③ 生理の3〜4日前から「頑張りすぎない日」を意識的に作る

絶好調な日が続くと、
ついつい詰め込んでしまう私。

でも「そろそろPMSが来る頃だ」とわかったら、
意識的にペースを落とすようにしています。

今日は60点でいい
「夜の家事を手抜きしていい」
「早めに寝ていい」

自分に許可を出すことが、
ヴァータとピッタの蓄積を防ぐ
一番の予防策だと感じています。

④ セサミオイルで首・肩・頭皮のマッサージ

アーユルヴェーダでは、
オイルマッサージはヴァータを鎮める
最も効果的なケアのひとつとされています。

生理前の1週間は、
夜のルーティンにセサミオイルでの
首・肩・頭皮マッサージを加えています。

特に頭皮は、
シロダーラの体験から「温めるとほぐれる」と
実感しているポイントです。

オイルをほんの少し手に取って、
頭皮をくるくると優しく押すだけ。
それだけで、頭の重さが和らぐ感覚があります。


お風呂前には気持ちたっぷりと。
忘れてしまってお風呂上がりに塗布するときには、
さらっと少なめに手に取り、マッサージをしています。

⑤ 生理前の食事——辛いもの・アルコール・加工食品を控える

ピッタを刺激する食べ物は、
生理前の炎症や痛みを悪化させることがあります。

この時期は意識的に控えたいものとして、

  • 辛いもの・揚げ物
  • アルコール
  • カフェイン(特にコーヒー)
  • 砂糖の多いお菓子・加工食品

逆に、この時期に積極的に取り入れたいのは、

  • 温かいスープや味噌汁
  • 鉄分を含む食材(ほうれん草・ひじきなど)
  • ターメリックやしょうが(抗炎症作用)
  • ナッツ類・ごま(良質な油分でヴァータを潤す)

「食べないようにする」より
「体を助けるものを積極的に食べる」
ほうが
続けやすいと感じています。

⑥ 痛みが来たらすぐ横になる、無理に動かない

頭痛が始まったら、できるだけ早めに対処します。

「まだ動ける」と思って無理をすると、
痛みが増してしまうことが多いからです。

私の場合、カロナールを早めに飲みながら、
暗くて静かな場所で横になります。

首と肩にレンジでチンのゆたんぽを当てると、
血流が改善してやわらぐことがあります。

痛みが強い場合や、薬で効かない場合は、
必ず医師に相談してください。

生理の日は、風邪をひいたときくらい、体を労って良いと思います。

PMSは「なくす」より「やわらかく乗り越える」を目指して

正直に言います。

パンチャカルマを受けても、
ストレッチをしても、
食事を整えても、
PMSは根強く残っています。

でも、「消えなかった」ではありません。

スマトリプタンとロキソニンを重ねて飲んでいた頭痛が、
カロナール1回で対応できるようになった。

また来た」と絶望していた気持ちが、
「来るのはわかってる、対処できる」に変わってきた。

毎月やってくる不調を完全になくそうとするより、
やわらかく乗り越える準備をしておくほうが、
私には合っていました。

「自分のサイクルを知る」
「来る前に整える」
「来たら無理しない」

この3つが、今の私のPMSとの付き合い方です。

同じように毎月の不調に悩む方の、
少しでも参考になれば嬉しいです。

ヴァータ体質の生活習慣についてはこちらも参考にどうぞ。
→ 【関連記事】ドーシャ別|体質に合う食事と生活習慣を保育士ママが実践

この記事のまとめ

  • 生理2日前から肩こり・頭痛・気分の起伏・首のこわばりが規則的に来る
  • パンチャカルマ前はロキソニン複数回+スマトリプタン使用が必要だった
  • パンチャカルマ後はカロナールで対応できるようになった(完全には消えていない)
  • アーユルヴェーダ的にはPMSはヴァータ+ピッタの乱れが原因のひとつ
  • 「絶好調の後に来る」パターンを記録で把握し、事前にブレーキをかけることが大切
  • 温める・ストレッチ・ペースを落とす・オイルマッサージが実感ある対処法
  • PMSは「なくす」より「やわらかく乗り越える準備」をする考え方が合っていた

※PMS・片頭痛の症状や薬の使用については、必ず医師にご相談のうえで判断してください。

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ぴこた【一週間で実感できる体調変化】
保育士・3児のママ。スリランカで14日間のパンチャカルマを体験したヴァータ体質の私が、
30〜50代の働く女性に向けて体質改善の実践を発信しています。

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